挨拶はなぜ重要なのか

挨拶はなぜ重要なのか
「挨拶をしなさい」とよく聞くけど、どうして大切なのか分からないって事はない?
挨拶しなくても殆どトラブルは起きないし、街中で知らない人に挨拶するのは怪しいわよね。
実は同じ人と何度も合う場合に効果が発揮されるのよ。
例えばコミュニティに属する場合ね。
会社や学校やサークルのように、同じ人に何度も再会環境が主で、行き付けの店とか通学路でよく会う人みたいな環境も対象になるわ。
ゲームなんか特に効果が期待できるわね。
皆ゲームをする共通の手段を選んで楽しみたいという目標が一致してるから。
その環境を前提に話を進めていくわね。

挨拶は機会創出

幸いな事に日本では挨拶が共通認識だから、面識の少ない相手でも挨拶する事が変だと受け止められる事は無いわ。
前置きなく話せる言葉としてありがたい存在よね。

挨拶は承認欲求を満たす

五段階欲求の話は、以前お話したわよね。

第一印象を良くするコツ

実は挨拶は五段階欲求の承認欲求を満たすのよ。
五段階欲求は下の欲求が満たされると上の欲求を満たそうとするの。


引用元:http://www.kumagomachan.com/2012/12/blog-post.html くまごまちゃんの奮闘記

つまり承認欲求が満たされると自己実現欲求の段階へ進むワケね。
つまり挨拶する習慣を続けると相手の承認欲求が満たされて自己実現欲求へ進み、もっと励もうとするのよ。

挨拶は単純接触効果がある

会う回数を重ねるほど好感を抱くようになるのが単純接触効果ね。
一度しか会ったことが無い人よりも、複数回会った人の方が安心するでしょ?


引用元:https://www.mm-lab.jp/statistical/zajonc/ LOCKON CO.,LTD.

会ったことがある人は「この人はこういう人だ」と知ってるから安心するのよ。
つまり挨拶をして機会創出をして何度か接触すると「知ってる人」になって五段階欲求の安心欲求を満たし、更に相手の承認欲求を満たす成功体験を与えるの。
そして「いつも”必ず”挨拶をしてくれる人だ」という信用を得ると、その信用を頼るかのように相手から挨拶してくれるようになったりするのよ。
話しやすい信用を持ち続けると報連相しやすい環境が作れて情報が集まりやすい信頼関係が作れるの。

挨拶の返事を期待し過ぎてはならない

「こちらが挨拶をしたのだから、相手も挨拶をするべき」という考えをついつい持ってしまうかもしれないけど、それは自分の価値観を相手に押し付けようとしていないかしら?
相手は価値観が違う可能性を考えておいた方が良いわ。
挨拶は推奨だけど強制ではないのよ。
「挨拶をしなさい」なんて強要はダメよ。
強要は相手へ失敗体験を与えて主体性を奪うんだから。


引用元:http://www.kotonoba.jp/learning-tech/5-principles-to-let-kids-study/ ことのば

主体性っていうのはね、「こうしたらこうなる」「次はこうする」という未来が見えると育まれるのよ。
失敗体験を与えると余計にやらなくなるんだから。
誉めて伸ばすっていうのは、ちゃんと理由があるのよ。
誉めても伸びないなら、相手がやった後に見える未来が伝わってないからね。
そういう場合は自らやって見せて成功している姿を見せる事よ。
その姿が相手にとっての未来になるし、目の前で成功している姿は説得力があるのよ。
上手く取り込めたら信頼関係を築くのに一役買ってくれるから、どんどん挨拶しましょうね。

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