好印象を与えるには

好印象を与えるには
人と遊ぶにしても、楽しく遊びたいわよね。
出来れば一緒に居て楽しい人と。
でも、世の中色んな人が居て全員が全員そうとも言えなかったりするのよね。
はぁ……。
あら、いらっしゃい。
どうしたの、ため息なんかついっちゃって。
「この人と仲良くなりたいなー」と思って話しかけたんだけど上手くいかなかったの。
相性がよくなかったのかな……。
そういう事もあるわよね。
わかるわ。
なら、今回は人と仲良くなる手順をお話するわね。

相性は無い

まず、相性っていうのは、自分でも他人でもないもののせいに出来る都合の良い概念よ。
えっ、そうなの?
失敗した時に相性のせいにすると楽だものね。
まあ、誰かを責めなくていいからね……。
相手の好感を得るも何も、手順があるのよ。
手順があるんだ?
意識してやっていくと、ちょっとずつ良くなって行くから気をつけてみてね。

まず挨拶

出会い頭にすぐにできる行動ね。
まあ、挨拶くらいなら自然な事だしね。
明るい声で、明るい笑顔を意思してみて。
挨拶については以前話した事があるから参考にしてね。

相手を知る

ここで重要なのは、自分の価値観を押し付けない事。
そもそも相手は自分と家庭環境も見てるメディアも違うかも知れないんだから、価値観が違って当然よ。
確かに、そうだね。
親の教育方針とか兄弟姉妹の関係でも変わってきそう。
もう一つ注意してほしいのが、質問してから相手が答えを出すまでに時間がかかる話題は、相手にとって質問されたら嫌なことだから話題を変えましょう。
たまにあるよね。
「なんでこの質問にこんなに答えるのに悩むんだろう」って思うような事。
さて、挨拶をして場の空気が作れたら次の話題はどうする?
人はね、沢山お話すると気分がよくなる傾向があるから、相手が話しやすい事を話しましましょう。
天気とか行事の話も良いけど、相手に興味がある事が良い意味で伝わるようにしたいわね。
そこでヒントになるのが次の話題よ。
好みを知る話題

    趣味
    日常習慣
    人柄
    暮らし向き
価値観を知る話題

    兄弟姉妹

    体質
    教育
    文化
    過去
ふむふむ……。
暮らし向きっていうのは生活水準ね。
和室アパートで暮らしてる友達にシャンデリアを贈っても困らせちゃうだけ。
その部屋の暮らしに合わないもんね。
物より気持ちの方が大事なのは確かだけど、貰った後の扱いに困るものは避けた方が良いから、暮らし向きは確認した方が良いのよ。
とは言え「どんな暮らししてるの?」なんてぶっきらぼうな聞き方はダメよ。
他の話題からちょっとずつ結びつけて聞いてみてね。
人柄もいきなり聞く事じゃないわね。
話をしているうちに「話の経緯を楽しむ人なんだな」とか「建設的な話を好む人なんだな」とか分かってくるものよ。
聞き出し方ってあるんだね……。

アプローチする

アプローチするっていうのは相手に接近することね。
接近って言っても物理的なことではなくて心の距離のことよ。
どうやって心の距離を近づけるかと言うと相手が喜ぶ事をすればいいのよ。
勘違いしてる人もいるんだけれど、世の中の原則は「与えざるもの与えられず」だから、まずは自分から利他的に相手に喜んでもらう事をするの。
相手が何もしてくれないから自分は何もしないなんて保守的な考えはダメよ。
あ、ちょっとそう思ってた節があったかも……。
会うたびに気分の良い事が起きれば相手は好意を持ってくれるようになって、いずれ相手から会おうとしてくれるようになる筈よ。
へえー……、そうなんだ。

与え過ぎに注意

相手に好意を伝えて興味を持って貰おうと色々アプローチするのは大切なんだけれど、与えすぎには注意が必要よ。
「ありがとうの反対はあたりまえ」なの。
物や言葉の贈り物をするのは良いけど、その反応が無視や既読スルーならもちろん、感謝の言葉が無ければ離れるべきね。
贈り物をして反応がないのは悲しいね。
挨拶に返事が無いのもそれと似てるかな。
受け取ったのに「当たり前やってもらって当然」のような態度を示す相手には、それ以上のことをしてあげる必要はないわ。

人は自由な時に本性を見せる

相手と関係を持つようになって、いろいろ話を聞いて、相手のことはわかったつもりでいても、本性はなかなか分からないものだったりしない?
相手はああ言っていても本当のところは一体どうなんだろうと疑問に思ったりすることはあるわよね
ああ、あるね。
本人が考えてる事は本人しかわからないし。
人が本性を見せやすいのは、特に金か権力を持った時、または時間がある時よ。
裁量があって大体のことは自分の思い通りになるように出来る時ね。
ふうん……。
宝くじが当たった時とか、もし自分が石油王だった時とか、何も予定のない休日に何をするとか、想像してもらうのも一つの手だけれど、あからさまに分かり安いのはお金を持たせた時ね。
豪遊するとか、何もしないで寝てるっていう人も居れば、夢を叶える為に使うっていう人もいるよね。
あとは、集金や会計を担当した時とか、家族の口座を管理している時とか。
お金のやりくりとか、その後に残ったお金をどう使うかがその人の本性ね。
貯金に回すとか、目標のために使うとか、自分の娯楽のために使うとか、みんなで遊ぶために使うとか、他人を助けるために使うとかね。
ちゃっかり集金からお金を盗み出そうとする人なんか特に危ないって事だね。

人格とは習慣

補足としてもう一つ話すと、相手の人格を見極めるのも大事なことの一つよ
人格って言われてもよくわかんないなあ。
人格っていうのはね。
その時その時の一瞬だけで見極められるものではないの。
例えば、日頃から「寝て起きて食べて遊んで寝る」の繰り返しのような人が、たった一度だけ火事の現場に飛び込んで人助けして人格者かと言われると、その時は人格者だと称えられるだろうけれど、その後は元の生活に戻ってしまうものなのよ。
だからね。
普段から他人の悪口を言ってるような人は将来もそういう人なんでしょうし、普段から頑張ってるような人は将来的にも頑張ってくれるような人なの。
あ、そういう事ね。
普段から規則正しい人は信用できるだろうし、普段から明るい人はそういう人格なんだ。
そういう事。
自分の人格は一緒に過ごす人の人格に影響するから、友達は選んだ方がいいって言われるのはそういった一面もあるのよ。

良い人間関係を築こう

人脈は人生の質よ。
友達が多いとできることの幅がぐんと広がるの。
良い人間関係ができていれば自分にできないことをお願いすると、一人じゃできないことを成し遂げられるようになるのよ。
今回の話が参考になると嬉しいわ。
ありがとう!

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