今回は評判が良い傾向になるオモチャの共通点を考えて行こうと思います。
個人的には光、音、動きの3要素で成り立っていると思います。
いずれか1つだけのオモチャもありますが、
評判が良いのは3つとも揃っているオモチャです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
光る
人は無意識に明るい所を向いてしまいます。
コントラストの高い色を見つけてしまう習性があるので、
例えば乗り物の明かりは注視してしまいます。
若い子ほど鮮明でメリハリのある色を好み、
大人になると落ち着いた鈍い色を好むようになり
お年召す程落ち着いたグラデーションを好む傾向があります
男の子はライトや炎のような光を、
女の子は金属や宝石のようにキラキラ輝く光を好むようです。
ライトと電池があれば実現できるので安価に作れます。
音がなる
高い声、特に子供の声は本能的にも注意を引きます
ただ流しているだけのテレビから子供の声が聞こえると、
それまで興味がなかった子供も(大人も)興味を持つようになります。
スピーカーと電池の他に基盤と音声データが必要になります。
動く
動くものは進んだ先と結果を本能的に推測してしまうので興味を引きます。
人は学習した後より高い欲求を望むので、
単調な動きを繰り返し、これ以上発展性が無い事が分かると飽きてしまいます。
単調な動きでも工夫次第で応用できるようにする仕組みが必要です。
モーターと電池が必要になり、間接部が壊れやすいので丈夫に作る必要があります。
以上が3要素でした。
これらは、例えばレンジャーやライダーの剣や銃に採用されていたりします。
広告での訴求方法がちょっと工夫されているので合わせて紹介します。
例えばテレビCMを例に挙げると
使用者の子供へ向けて成りきって楽しい様子を見せるCMと、
購入者の親へ向けて子供が遊んでいる様子を撮って喜ぶパパママを見せるCMを別々に用意していたりします。
どちらとも自己投影を狙っています。
両者とも何故そのオモチャを買うのか、
買ったらどうなるのかを消費者に伝える内容になっています。
参考になれば幸いです