F値とは何?

F値とは何?
こんにちは!
今回はパシャ充カメラサークルの初心者メンバーからよく質問のあるF値についてお話していきますね。

F値とは絞り開放

Fはfocalの略で、焦点という意味です。
レンズの焦点距離を有効口径で割った数がF値なんですが、有効口径やF値を求める計算式を説明し始めると長くなるので今回の説明は省きますね。

F値の説明はややこしい

パシャ充カメラサークルではカメラ初心者が多いので、F値の説明をする機会が多くあります。
F値の役割を知りたいと言うメンバーに、気を効かせたメンバーが率先的に説明しようとするのですが、この説明が意外と難しく、結局わからないままになってしまう事が多くあります。
それはF値の数値の大きさと、取り入れる光の量が反比例の関係にあり、且つ併せてISO感度やシャッター速度の説明を同時にしてしまうからです。
これらの情報を図解なしの口頭で同時に出してしまうと、多くの初心者は聞き慣れない単語の役割を覚えたり、比例関係や反比例関係の複雑さに困り「とりあえずやりながら覚える」という結論に至り、最終的に説明の時間と労力は充分な意義を提供できずに終わってしまいます。
ではどうしたら良いのでしょうか?

F値の数値が高いほど絞りが強くなる

最も簡単な方法は、提供する情報を相手のレベルに合わせて最低限に留めて、残りはまた後にする方法です。
その時は、情報が比例関係にある方が伝わりやすい傾向にあります。
例えば、F値が大きくなると、取り込む光の量が少なくなる。
後々他の事を覚えるとなると、シャッター速度もISO感度も数値が大きい方が明るい写真になる比例関係にあるのに、F値だけは光量で説明すると反比例になりややこしくなってしまうのです。
そこで言い方を全て比例関係に揃えます。
F値が高くなると絞りの強さが増す。
結果的に光量が減るのは変わり無いのですが、説明は全て比例関係になります。

図解する手もある

図を描ける場合は、先の比例関係を図解すると分かりやすいのですし、ネック上ではそういった図解をした絵は沢山あります。
私がおすすめなのはコレですね。


引用元:grace社長ブログhttp://mattsn.com/1863.html

蛇口で例える説明もある

他にも蛇口を使った説明もあるんですよ。


引用元:LOFT https://www.loft.co.jp/kotokiji/detail.php?id=2863

蛇口から出てくる絵の具が光。
蛇口の締まり具合がF値。
蛇口を開ける時間がシャッター速度。
コップの大きさがISO感度。
溜まった水量が露出です。
水を絵の具に、コップをカンバスに置き換えた方が分かりやすい人も居るようですよ。
F値のこと、少し身近に感じてくれましたか?
皆さんも楽しい写真ライフを過ごしましょう!
いつでも僕はパシャ充で待ってますよ!

パシャ充カメラサークル

パシャ充カテゴリの最新記事