折衝? 交渉? どうやればいいの?

折衝? 交渉? どうやればいいの?
折衝って知ってるか?
折衝?
交渉と言われる事もあるな。
交渉なら知ってる。
話し合いとか相談とは違うの?
ただの話とは違って、落とし所を見つけるのが折衝だな。
今回の話では分かりやすく交渉と呼び方を統一しようか。
交渉ね。
ボクが苦手なやつだ。
スリームは受け身だからなー。
オレには都合いいんだけど。
都合よくて良かったね。
今回は交渉の話?
そうだ。
交渉を円滑に進めるコツについて話していこう。
ふーん。

目的や目標を明確に

交渉は話の目的や目標を分かりやすく伝えると進めやすいんだ。
例えば「夏休みの旅行(目的)なんだけど、行き先をどこにするか(目標)話し合おう」みたいに。
でもこれだと一方的にも聞こえてしまうな。
オレの欲求だけ伝えていると感じてしまうかもしれない。
そこで「話の型」を使うんだ。
「話の型」?

話の型を活用

今回はPREP法とDESK法を紹介しよう。
どちらも話の段取りっていうか構成だな。

PREP法

Point:結論
Reason:理由
Example:事例・具体例
Point:結論
これに則り話しかけようとすれば――
P:夏休み旅行の行き先を一緒に考えて欲しい。
R:行き先決まってないと色々準備できないだろ?
E:直前になってから決めると予約で埋まってたりして困る事になるんだぜ。
P:だから行き先を一緒に考えてくれ!
となる。
さっきより交渉っぽくなっただろ?

DESK法

Describe:事実
Explain:尊重
Specify:提案・お願い
Choose:結果
これに則り話しかけようとすれば――
D:夏休み旅行の行き先選びに迷ってるんだよ。皆が満足する場所でさ。
E:お前が忙しいのは分かる。分かってるんだ。
S:でも皆の為に頼むから一緒に行き先を2~3箇所考えてくれないか?
C:難しいならオレが勝手に決めちゃうのもアリだぜ。
となる。
この方が柔らかい印象になるかもな。
どうだ、なんか交渉できそうになってきたんじゃないか?
その気になってきたかも。

ポイントを強調

自分が伝えたいメッセージや要点をくり返し伝えると印象に残りやすくなるぞ。
結論を強調したいのであればPREP法が向いているな。
先の例で言えば一緒に行き先を考えて欲しい事を印象つけている。

視覚情報を活用

さらに説明の際に図解なんて出来ると分かりやすいぞ。
旅行先を
├ 一緒に考える → 手間がかかるけど満足度は高くなる
└ 一緒に考えない → 早く決まるけどオレが勝手に決める
おおー。
判断しやすくなった気がするよ。

喩え話や比喩を使う

さらに語彙力を豊かにすると要点を繰り返し伝える時に便利だぞ。
「冗長構成」を「複雑な組み方」と分かりやすく噛み砕いてみたり、「甘い」を「外国のチョコレートのような甘さ」と比喩してみたりな。
ふーん。

トレーニング

頭でわかった気になっても、実践となると今聞いた話を実践しにくい。
だからこんなトレーニングがあるぞ。
できそうな項目から挑戦してみるといい。
この続きは「いたたた…!」エルセーヌのエステ体験行ってみた!【画像あり】の広告を見ると読めます。
興味が無い場合は飛ばしてください。
###ここに表示されます###
なんかボクでも交渉できそうな気がしてきた……!
そうだろう。
オレに感謝しろ。
感謝!
感謝してるなら今日も研究の実験台になれ!
これパターンだよね。
もう慣れてきたよ……。

資産カテゴリの最新記事