月20万掛けた僕が語るクレーンゲーム景品の取り方と別れ方

月20万掛けた僕が語るクレーンゲーム景品の取り方と別れ方

ゲームコーナーで目につく可愛らしいヌイグルミ
お持ち帰りしたいと思って挑戦したものの
全然取れないって思いをした事ありませんか?

私は当時月18~20万をクレーンゲームに費やし
新卒から少しずつ貯めていた貯金をゴリゴリ削ってしまいました。

で、「このままだともうすぐ貯金が底を尽きる!」なんて
直前になってから自覚してからやらなくなりました。

我ながら馬鹿だと思います。
ネタなので馬鹿にして貰った方がネタも報われます。

せっかくの渾身のネタなので
私が得た経験を参考にして貰えればと思います。

クレーンゲームは交渉ゲームである

クレーンゲームは景品をキャッチして入手する遊びではありません。
実は交渉するゲームです。

チェックポイント

欲しい景品があったら、まずクレーンゲームの台を確認しましょう。
この段階で入手できそうになければ、ページの下の見出し「どうしても欲しいなら」まで読み飛ばしてください。

集客商品と収益商品

クレーンゲームに限った話ではありませんが、
集客商品と収益商品に該当する景品があります。

集客商品は客を呼び込む為の景品で、
お店の出入り口付近や目につく通り道に置いてあります。
この景品は取りやすい設定になっている事が多くあります。

収益商品は集客商品の隣に置いてあったりしますが、
必ずそうとも限りません。
景品はブランドになりがちです。
ここでいうブランドとは、サンリオやポケモンやディズニーとか、
景品界隈では有名なキャラクター(はんなり豆腐とか)を指します。
この景品は難易度が高い設定になっている事が多くあります。

アームの開き方

クレーンゲームの台に入金するする前にアームを見てください。
この時点のアームの開き具合でアームの力を参考にできます。
アームの先端の爪が噛み合っていないようであれば掴む力を期待しない方が良いでしょう。

アームの稼働範囲

クレーンゲームのガラス面をよく見ると
アームの可動範囲が表記されている場合があります。
これに気づかず動かすと、アームが思うように動かず景品が取れません。

入金

クレーンゲームの台の設定によって異なりますが、
100円1回でも500円6回とか、
200円1回でも500円3回のように
大金の方が回数がお得になる事があります。

事前に小銭は充分に用意しておきましょう。
もうすぐ景品を入手できそうなタイミングで小銭が尽きて
両替する為に離席した隙に他の人が景品を取ってしまう事があります。

また、原則返金が効きません。
腕ならしを含めてとりあえず1000円入れたら
偶然2回目で入手できちゃう場合もあります。

この場合は店員さんを呼べば回数を他の台へ移して貰う事ができます。

テクニック

いよいよ景品の取り方に踏み込みます。
が、今回は「交渉するゲーム」と称して紹介しますので、
機械を使う具体態な取り方は他のサイトを参考にしてください。
今回は人を対象にした取り方を説明します。

機械を使う取り方

とは言え全く触れないのも残念なので、ちょっとだけ紹介します。

基本は掴まない

クレーンゲームは景品を掴んで入手する時代は終わっていると言っても過言ではありません。
掴む先入観で挑戦すると大体失敗します。

基本は景品を押したり、引っ掛けて少しずつ取り出し口へ移動して入手します。
ヌイグルミの紐や、景品箱の蓋の隙間を狙ってアームを動かします。

掘り下げると、持ち上げてバウンドさせるとか、
別の景品を動かして崩すように動かすとか、
倒して引きずるとか色々あるのですが、
それは別のサイトを参考にしてください。

人と交渉する取り方

店員さんを呼べば景品に対して以下の対応を頼む事ができます。

商品を初期位置へ戻す

予想外の動きで景品が倒れてしまったり、
ひっくり返って引っ掛ける場所がなくなった場合や、
アームの稼働範囲外へ転がって行った場合など、
景品の位置を元の場所へ戻して貰う事ができます。

景品の変更

欲しい景品が台の奥にあってアームの届かない場所にあるとか、
右の景品と左の景品を入れ替えるような対応を頼む事が出来ます。

景品入手後の変更はできません。

景品の取り方を訊く

善良な店員であれば景品の取り方のコツをザックリと教えて貰う事ができます。
尋ねるとアームの意外な使い方に気づかされたりします。

景品陳列前に取れる証明を店員がしている筈なので、
事前に自分が誠意をもって接して充分に挑戦した前提で
善良なお店であれば、入手できる証明を求める事ができる場合があります。

交渉

今回の本題です。
前述の内容で腕の良い人なら景品をとれると思います。
しかし車の運転に得意不得意があるようにクレーンゲームにも適性があります。
私のようにクレーンゲームに適性が無い人が出来る手段がこちらです。
但し、お店側に迷惑を掛けないよう充分に配慮し限度を超えないようにしましょう。

交渉相手

景品の交換や取り方を請う際、どの店員に話しかけるか見極めましょう。
適した店員が居ない場合は時間を改めましょう。

まず声を掛けるなら男性店員の方が向いています。
自分が女性であれば高い効果があります。
女性店員は規則通りの対応をした後にサッと離れるのが上手です。

遠方から見て判断できるようであれば
社員ではなくバイトにした方が良いでしょう。
できるだけ手が空いてそうな店員にしてください。

原価を推測

クレーンゲームの景品は風俗営業法で単価800円までの上限があります。
素材によるので小さい景品なら安いという事はありません。

先ずは原価を超えるまで挑戦する姿勢を見せましょう。
しかし自分が何円注ぎ込んだのかを証明する事は困難です。
お金を注ぎ込んだ後に店員を呼んでも確認して貰う事はできません。

残念ですが店員を呼んで証明するしかありません。
店員にとっては面倒ですが手の空いている店員に声を掛けて
1回目は「この景品の取り方教えて貰えますか?」
2回目は「景品の位置を戻して貰えますか?」
3回目は「景品の取り方やってみたんですけど取れないんですよ。見て貰えます?」
(このあたりから店員が離れないパターンが多い)
4回目は「すみません。どうしても取れなくて、コツとかありますか?」
5回目は「本当にすみません!アレを取って帰りたいんです。本当に取れるんですよね?」
みたいに、言い方を工夫して伝えます。
店員の機嫌を損ねない良い上手い言い方にしましょう。

声を掛けても対応が終わって「もういいだろ」と判断したら店員は離れてしまいますので、
各回とも数分時間をおいて再び同じ店員を呼んでください。
違う店員に声を掛けると何円注ぎ込んだのかを0円から証明し直す事になります。

呼んだ店員が原価を把握しているかどうかは分かりませんが
店員の心の内にある閾値(妥協ポイント)を超えると
店員が景品を取り出し口の隣へ移動してくれたり、
アームが触れたら落ちる具合までサービスしてくれる場合があります。

大体はここまでの段階に達する前に景品を入手できますが、
これでもダメならページの下の見出し「どうしても欲しいなら」まで読み飛ばしてください。

離席時の注意

さすがにここまでの過程を2人以上でやる事は無いと思います。
あと、カップルで行くとカモにされるので他のゲームをした方が正解です。

それで、店員を呼ぶには台から離れる必要があります。
この間、他の誰かに台を使われてしまうリスクを伴います。
折角いい所まで景品を動かしたのに店員を呼んでいる間に
残り回数を誰かに使われてしまったり
景品を取られてしまったりしてしまいます。
気を張り巡らして店員の位置を把握しておき、迅速に呼びに行きましょう。

回数が無くなることは無い

仮に台から長時間離れていても回数が無くなる事はありません。

田舎だと稀に回数が残ってる事があります。
イオンタウンのゲームコーナーや、しまむらのゲームコーナーなどで
おばあちゃんが孫に遊ばせた後、ワンコインで1回しか遊べないと思い込み帰った場合です。
そういう場合の景品は飴だったりするんですけどね。

諦めもたいせつ

確率機の存在が噂されています。
確率機とは30回に1回だけアームの力が強くなるような台を指します。
台によって設定が異なるので何回に1回なのかは分かりません。
3本爪の大きなヌイグルミが景品の台が確率機である事が多いそうです。

どうしても欲しいなら

景品は非売品である事が魅力だったりしますよね。
万策尽きて店頭ではどうしようもない場合はこの手段を選択するしかありません。

他人に頼む

クレーンゲームが得意な友達が居れば頼んだ方が早かったりします。
確実ではないし責める事もできませんが遊ぶついでに取ってくれます。

オークションサイト

もう取ってあるのでお金と出品者の信用次第で確実に入手できます。
ただし開封済みだったり、汚れ、埃、色落ち、着色、臭い、変形、ペットの毛等がある場合があります。
出品者は色落ちや臭いに気づかない場合もあるので、ノークレームノーリターン(苦情も返品もしない)を前提とした取引である事もあります。

リサイクルショップやフリーマーケット

欲しい景品を探すというよりは、訪問して偶然見つけたものが欲しい景品だったらラッキーという話です。
要するに掘り出し物ですね。

リサイクルショップなら家具の取り扱い店にありがちです。
家具を売るついでなんでしょうね。販売価格は数百円程度です。
オークション同様に汚れがある場合がありますが手に取って判断する事ができます。

フリーマーケットはどんな人が売ってるかによりますが、
自治体のフリマだと子供の成長に伴い不要になった幼児向けのヌイグルミが多いです。

お別れ

時間が経てば嗜好や環境の変化に伴い、ヌイグルミを手放す場面が訪れるかもしれません。
手放し方もいくつか手段がありますので紹介しておきます。

家族や友達に譲る

ヌイグルミにとっては一番良い選択かもしれません。
本当は自分で持ち続けて欲しいですけどね。

オークションサイト

自分の価値観で販売価格を決める事ができますが、
同じ物を売ってる人が他に居れば価格競争になるかもしれません。
大切に扱う人も多いですしね。

いつ売れるか分からないので、
気長に待てるなら選んで良い選択かもしれません。

リサイクルショップ

お店側が景品の価値を査定出来ないので
ヌイグルミの大きさに依存して1~15円程度で買い取ってもらえます。

S 1~10cmくらい 1円
M 10~20cmくらい 1~5円
L 20~30cmくらい 5~10円
LL 50cmくらい 5~15円

自分が愛したヌイグルミを大量に持ち込んだのに
予想外の安価になるので、そういう心持ちでいないと精神ダメージがあります。

フリーマーケット

ヌイグルミだけでは売れる保証がありませんし、出展料を改修できません。
他に売れる商品がある前提なら、ついでに売っても良いかもしれません。

燃えるゴミ

自治体の指定に沿って捨てる事ができます。
燃えるごみの袋に包んで晴れの日に出すとか、そんな感じです。

このヌイグルミ達に未来はなく焼却を待つ他ありません。
今までの生活を共にしたヌイグルミに対して
自らゴミと判別しなければならず、精神的に辛いです。

おわりに

以上が景品の取り方から別れ方でした。
参考になれば幸いです。

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